アジア太平洋戦争の戦後50年目にあたる1995年に、キリスト教関係の学校、団体、教団、教会等の罪責告白の宣言や声明が一斉に出されました。 罪責告白とは、主イエス・キリストの教えが絶対平和であるにもかかわらず、教会が戦争の推進に黙し、むしろ協力的であったことの悔い改めの告白です。 教会が主イエス・キリストのみ前に罪を犯した事実と、その責任を認めて、主イエス・キリストとアジアの隣人に謝罪し、再びこのようにならないよう、主イエス・キリストの平和の道を歩む決意を示したのです。

私たち信濃町教会も罪責の立場にたち、悔い改めて主イエス・キリストに従い、世のための教会として平和の使者の道を選択することになりました。「われらの志」の前文に、経緯が詳しく記されています。制定にあたっては、宣教基本方針制定委員会、1995、1996、1997年の教会修養会、並びに多くの教会学習会で検討を積み重ね、1998年2月22日の臨時教会総会で採択し、内外に示しました。